「JavaFXの Hello World」の版間の差分

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(出来上がったプロジェクトの中身)
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'''メインクラス(Main.java)'''
 
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直ぐに書き換えて利用できます。
 
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2016年4月4日 (月) 15:16時点における版

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この記事では、IntelliJ IDEA Community Edition を使って、JavaFX で所謂 「Hello World」 を作ってみます。といってもやることはあまりありません。IntelliJ IDEA Community Editionがほぼすべての 作業をやってしまうからです。らくちんです(^^;

IntelliJ IDEA Community Editionの起動

IntelliJ IDEA Community Editionを起動すると下図のような初期画面が表示されます。

JavaFX チュートリアル HelloWorld 01.png
図1 IntelliJ IDEA Community Edition 初期画面

ここで Create New Project を選びます。

プロジェクトの種類(JavaFXアプリケーション)を選択

JavaFX チュートリアル HelloWorld 02.png
図2 プロジェクトの種類の選択

上図の画面が表示されたら、左のペインから「JavaFX」を選択し、「Next」ボタンを押します。

プロジェクト名とフォルダの決定

JavaFX チュートリアル HelloWorld 03.png
図3プロジェクト名とフォルダの決定

この画面でプロジェクトに名前を付けます。またプロジェクトを置くフォルダを決めます。

フォルダ名は末端がプロジェクト名になるようにしてください。指定したフォルダの中に プロジェクトがいきなり作られます。指定したフォルダの中にプロジェクト名のフォルダが 作られるわけではないので注意してください。指定したフォルダは無ければ作られます。

プロジェクト名とフォルダ名を入力したら 「Finish」ボタンを押してください。

出来上がったプロジェクト

JavaFX チュートリアル HelloWorld 04.png
図4 出来上がったプロジェクト

JavaFXのプロジェクトが生成されます。生成されたプロジェクトには既に実行可能なソースコードが出来上がっているので 実行ボタンを押せば、ビルドされ実行されます。

下図が IntelliJ IDEA Community Edition が自動生成した 「Hello World」を実行した様子です。

タイトルが 「Hello World」になっている真っ白なウィンドウが表示されるだけです。 しかし Java でGUIアプリを作る第一歩を踏み出したとは言えるでしょう。

JavaFX チュートリアル HelloWorld 05.png
図5 Hello World の実行イメージ

出来上がったプロジェクトの中身

IntelliJ IDEA Community Edition は下図のようなソースファイルを自動生成します。 参考のためその中身も載せておきます。

JavaFX チュートリアル HelloWorld 06.png
図6 生成されたファイル


コントローラ(Controller.java)

package sample;

public class Controller {
}


コントローラです。中味は空です。


メインクラス(Main.java)

package sample;

import javafx.application.Application;
import javafx.fxml.FXMLLoader;
import javafx.scene.Parent;
import javafx.scene.Scene;
import javafx.stage.Stage;

public class Main extends Application {

    @Override
    public void start(Stage primaryStage) throws Exception{
        Parent root = FXMLLoader.load(getClass().getResource("sample.fxml"));
        primaryStage.setTitle("Hello World");
        primaryStage.setScene(new Scene(root, 300, 275));
        primaryStage.show();
    }


    public static void main(String[] args) {
        launch(args);
    }
}

FXMLを読み込んでシーングラフを作り、ステージを表示する という JavaFX プログラムの標準的な骨格は作成済みです。

直ぐに書き換えて利用できます。


FXML(sample.fxml)

<?import javafx.geometry.Insets?>
<?import javafx.scene.layout.GridPane?>

<?import javafx.scene.control.Button?>
<?import javafx.scene.control.Label?>
<GridPane fx:controller="sample.Controller"
          xmlns:fx="http://javafx.com/fxml" alignment="center" hgap="10" vgap="10">
</GridPane>


ルートノ-ドを GridPane にした画面を定義しています。 中味はありません。 コントローラ-クラスも指定済みです。