「コンパイルでのJavaバージョンを指定するには」の版間の差分

2016年10月20日 (木) 00:07時点における版

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Maven でJavaのコンパイルを行うと、Javaコンパイラのバージョンは既定で 1.5 になります。

これはもうかなり古いコンパイラバージョンなので不適切であることが多いでしょう。

maven-compiler-plugin の設定を変更するのが正攻法で、pom.xml の buildタグの中に(なければbuildタグを加え) 以下の記述を加えます。

<build>
    <plugins>
        <plugin>
            <artifactId>maven-compiler-plugin</artifactId>
            <version>3.5</version>
            <configuration>
                <source>1.8</source>
                <target>1.8</target>
            </configuration>
        </plugin>
    </plugins>
</build>

以上が正攻法ですが、これよりももっと簡単な方法があります。pom.xml の末尾(projectタグの内側の一番最後)に

<properties>
    <java.version>1.8</java.version>
    <maven.compiler.target>${java.version}</maven.compiler.target>
    <maven.compiler.source>${java.version}</maven.compiler.source>
</properties>

を加える方法です。maven.compiler.target/maven.compiler.source プロパティは、maven-compiler-plugin が参照しているコンパイラバージョンの既定値で、このプロパティが存在していない場合は、コンパイラバージョンは 1.5 になります。