「JavaFXの開発環境」の版間の差分
 (→JDK)  | 
				|||
| (1人の利用者による、間の10版が非表示) | |||
| 1行: | 1行: | ||
| − | [[Category:コンピュータ]][[Category:JavaFX]]  | + | [[Category:コンピュータ]][[Category:Java]][[Category:JavaFX]]  | 
[[メインページ]]>[[コンピュータの部屋#JavaFX]]>[[JavaFXチュートリアル]]  | [[メインページ]]>[[コンピュータの部屋#JavaFX]]>[[JavaFXチュートリアル]]  | ||
| + | |||
| + | JavaFXは、Java7からJavaに含まれるようになったので、JREさえあれば実行可能で、JDKさえあれば開発可能です。  | ||
| + | 開発にはJDK、IDE(統合開発環境)とSceneBuilderを使うのが良いでしょう。  | ||
==JDK==  | ==JDK==  | ||
| − | JDK は   | + | JDK は Java の最新版を使用してください。最新のJava の JDK には JavaFX の開発に必要なライブラリがすべて含まれていますが  | 
Java8 u40 以降では JavaFX Dialogs が追加されています。JavaFx で簡単にダイアログを表示したいのなら    | Java8 u40 以降では JavaFX Dialogs が追加されています。JavaFx で簡単にダイアログを表示したいのなら    | ||
Java8 u40 以降の JDK を使いましょう。  | Java8 u40 以降の JDK を使いましょう。  | ||
| 14行: | 17行: | ||
JDKはインストーラの指示に従ってインストールし、JAVA_HOME環境変数に JDKをインストールしたフォルダを設定してください。  | JDKはインストーラの指示に従ってインストールし、JAVA_HOME環境変数に JDKをインストールしたフォルダを設定してください。  | ||
| − | JDKの   | + | |
| + | JDKの binフォルダにパスを通した方が何かと使いやすいですが、必須ではありません。  | ||
==IDE==  | ==IDE==  | ||
| 45行: | 49行: | ||
インストーラに従ってインストールすると、Windiws 版の version 8 の場合、ユーザフォルダの AppData\local\SceneBuilder\SceneBuilder\SceneBuilder.exe  | インストーラに従ってインストールすると、Windiws 版の version 8 の場合、ユーザフォルダの AppData\local\SceneBuilder\SceneBuilder\SceneBuilder.exe  | ||
にインストールされるので注意してください。  | にインストールされるので注意してください。  | ||
| + | |||
| + | IntelliJ IDEAの中で SceneBuilderを使う場合は、下図に示す'''[File]→[Settings]''' のダイアログの[Languages and Frameworks]→[JavaFX]の画面で  | ||
| + | SceneBuilderの場所をIntelliJ IDEA に設定してください。  | ||
| + | |||
| + | SceneBuilderを IntelliJのインプレースエディタとして利用したり、IntelliJ IDEA の中から  | ||
| + | 起動できるようになります。   | ||
| + | |||
| + | [[ファイル:SceneBuilderの場所をIntelliJIDEAに設定する.png|800px]]  | ||
2016年11月9日 (水) 12:59時点における最新版
メインページ>コンピュータの部屋#JavaFX>JavaFXチュートリアル
JavaFXは、Java7からJavaに含まれるようになったので、JREさえあれば実行可能で、JDKさえあれば開発可能です。
開発にはJDK、IDE(統合開発環境)とSceneBuilderを使うのが良いでしょう。
JDK
JDK は Java の最新版を使用してください。最新のJava の JDK には JavaFX の開発に必要なライブラリがすべて含まれていますが Java8 u40 以降では JavaFX Dialogs が追加されています。JavaFx で簡単にダイアログを表示したいのなら Java8 u40 以降の JDK を使いましょう。
以下からダウンロードできます。
JDKはインストーラの指示に従ってインストールし、JAVA_HOME環境変数に JDKをインストールしたフォルダを設定してください。
JDKの binフォルダにパスを通した方が何かと使いやすいですが、必須ではありません。
IDE
JavaFX は Oracle社の NetBeans, Eclipse、 JetBrains社の IntelliJ IDEA で開発が行えますが、このチュートリアルでは JetBrains社の IntelliJ IDEA Community版を使います。
理由は
- 只である。
 - 最初から JavaFXをサポートしていて、JavaFXの開発に必要な設定はほとんどない。
 - コード補完が他のIDEに比べ非常に優れている。例えば FXML のイベントの設定から、コントローラのメソッドを半自動で生成できる。
 - Eclipseより軽い。
 
IntelliJ IDEA Community版は以下からダウンロードできます。
これもインストーラに従ってインストールしてください。
SceneBuilder
JavaFX は GUIのデザインを FXML という言語(XML)で行いますが、表示がどのようになるかを見ながらデザインが行える SceneBuilder というツールがあります。無くても テキストで FXMLを自在に操れるなら不要ですが、あった方がとても楽です。
最新版は以下からダウンロードできます。
インストーラに従ってインストールすると、Windiws 版の version 8 の場合、ユーザフォルダの AppData\local\SceneBuilder\SceneBuilder\SceneBuilder.exe にインストールされるので注意してください。
IntelliJ IDEAの中で SceneBuilderを使う場合は、下図に示す[File]→[Settings] のダイアログの[Languages and Frameworks]→[JavaFX]の画面で SceneBuilderの場所をIntelliJ IDEA に設定してください。
SceneBuilderを IntelliJのインプレースエディタとして利用したり、IntelliJ IDEA の中から 起動できるようになります。