「グラフの表示範囲を決める」の版間の差分

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グラフの表示範囲を決めるには xrange, yrange オプションなどを使うか、plotコマンドの先頭で範囲を指定します。
 
グラフの表示範囲を決めるには xrange, yrange オプションなどを使うか、plotコマンドの先頭で範囲を指定します。
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   set yrange [-2:2]
 
   set yrange [-2:2]
 
   plot sin(x)
 
   plot sin(x)
と同じですが、この書き方では後続の全てのplotコマンドの表示範囲が変わります。つまり、xrangeやyrangeをsetコマンドで再び変更しない限り、plotで表示されるグラフの範囲は変更されたままになります。
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と同じですが、この書き方では後続の全てのplotコマンドの表示範囲が変わります。
  
自動に戻すには
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元の「自動」に戻すには
 
  unset xrange
 
  unset xrange
 
  unset yrange
 
  unset yrange
などとします。
+
などとするか
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set autoscale
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とします。

2015年8月20日 (木) 10:18時点における最新版

メインページ>コンピュータの部屋#ソフトウェア>GNUPLOT

グラフの表示範囲を決めるには xrange, yrange オプションなどを使うか、plotコマンドの先頭で範囲を指定します。

X軸の表示範囲を -5~5 に、Y軸の表示範囲を -2~2 にしてみましょう。この描き方ではこの plotコマンドで描くグラフの表示範囲のみが変わります

plot [-5:5][-2:2] sin(x)

描画結果 グラフの描画範囲を決める.png

これは

 set xrange [-5:5]
 set yrange [-2:2]
 plot sin(x)

と同じですが、この書き方では後続の全てのplotコマンドの表示範囲が変わります。

元の「自動」に戻すには

unset xrange
unset yrange

などとするか

set autoscale

とします。