「座標軸に目盛を付けるには」の版間の差分

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  set zeroaxis lt -1
 
  set zeroaxis lt -1
  
は、原点を通る座標軸を描きます。linetype を指定しているのは、座標軸は既定で点線で描かれるからです。
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は、原点を通る座標軸を描きます。linetype を指定しているのは、座標軸は既定で点線で描かれるからです。linetype -1 は黒の実線です。
  
 
  set xtics axis
 
  set xtics axis
  
はx方向も目盛を X軸に付けます。
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はx方向の目盛を X軸に付けます。
  
 
  set xtics border
 
  set xtics border
  
 
とするとX軸方向の目盛は 枠に描かれます。
 
とするとX軸方向の目盛は 枠に描かれます。
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set ytics axis
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は Y軸方向の目盛をY軸に付けます。

2015年8月5日 (水) 04:38時点における版

メインページ>コンピュータの部屋

gnuplot は既定でグラフの「枠」に目盛を表示し、座標軸は表示しません。

座標軸を表示し、メモリを座標軸に付けるには以下のようにします。

unset border
set zeroaxis lt -1
set xtics axis
set ytics axis
plot sin(x)

描画例

ファイル:原点を通る座標軸に目盛を付けるには.png

説明

unset border

は枠を消します。

set zeroaxis lt -1

は、原点を通る座標軸を描きます。linetype を指定しているのは、座標軸は既定で点線で描かれるからです。linetype -1 は黒の実線です。

set xtics axis

はx方向の目盛を X軸に付けます。

set xtics border

とするとX軸方向の目盛は 枠に描かれます。

set ytics axis

は Y軸方向の目盛をY軸に付けます。