「座標軸に目盛を付けるには(3D)」の版間の差分

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[[ファイル:座標軸に目盛を付けるには3D01.png]]
 
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座標軸を実線で表示したい場合は
 
set zeroaxis lt -1
 
などとします。
 
  
さて、これは期待していたグラフとは少し違います。Z軸は正しく表示されているようですが、
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これは期待していたグラフとは少し違います。まず、Z軸は正しく表示されているようですが、
 
X軸とY軸は原点(z=0の点)を通っていません。X軸Y軸は z=0位置よりずいぶん下の表示されてしまっています。
 
X軸とY軸は原点(z=0の点)を通っていません。X軸Y軸は z=0位置よりずいぶん下の表示されてしまっています。
  
また、XY平面に余分なメモリが表示されています。
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また、XY平面に余分な目盛が表示されています。
  
 
XY軸を含む平面(xyplane)が z=0 を通るようにするには xyplaneオプションを使って
 
XY軸を含む平面(xyplane)が z=0 を通るようにするには xyplaneオプションを使って

2015年8月20日 (木) 06:24時点における版

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枠ではなく座標軸を表示して目盛を付ける方法は、2次元の場合と大体同じです。

まず、2次元と同じように枠を消し、座標軸を表示し、目盛を座標軸に表示してみましょう。

unset border
set zeroaxis lt -1
xtics axis
ytics axis
ztics axis
splot x*y

描画例

座標軸に目盛を付けるには3D01.png


これは期待していたグラフとは少し違います。まず、Z軸は正しく表示されているようですが、 X軸とY軸は原点(z=0の点)を通っていません。X軸Y軸は z=0位置よりずいぶん下の表示されてしまっています。

また、XY平面に余分な目盛が表示されています。

XY軸を含む平面(xyplane)が z=0 を通るようにするには xyplaneオプションを使って

set xyplane at 0

とします。

また、余分な目盛を消すには

set xtics axis nomirror
set ytics axis nomirror

とします。

描画例

座標軸に目盛を付けるには3D02.png