相対性理論は誤っている

提供: tknotebook
2016年3月8日 (火) 09:54時点におけるNakamuri (トーク | 投稿記録)による版

移動: 案内検索

メインページ > 物理の部屋#物理のトンデモサイト紹介


このサイト「相対性理論は誤っている」は 比較的単純な思い込みに基づく相対性理論の批判です。

特殊相対性理論の基本的な考え方に「同時性の不一致」がありますが、 物理に詳しい方でも、これを正しく理解されている方は意外に少なく、 このサイトの説明に反論できない方も多いようです。

相対性理論への反論の骨子

このサイトの論理は単純です。

まず、下図のように、右方向へ高速で走る列車の中で、乗客Aが、自分とは列車の進行方向に対し、 垂直方向にいる乗客B に光を投射します。

図のように、列車内で光が飛ぶ距離ABは、外で静止している観測者が見る、光の飛ぶ距離(AB')より 短くなります。光速度不変の原理により、列車内でAB間を光が飛ぶのにかかる時間 \Delta t より、外で静止している観測者が、光がAB'間を飛ぶのにかかる時間 \Delta t' の方が 長くなります。つまり

\Delta t < \Delta t' ( 1 )

おなじみの 運動する物体の時計は遅れる はこの思考実験から得られるものです。

列車内の光1.png
図1 列車内で光を進行方向とは垂直に飛ばす場合

次に、下図のように、右方向へ高速で走る列車の中で、今度は前の方に座っている乗客Aが、自分とは 斜め後ろ方向にいる乗客B へ光を投射します。図からわかるように、今度は外で静止している観測者が見る、光の飛ぶ距離 の方が短くなりますので、光速度不変の原理により、

\Delta t > \Delta t' ( 2 )
列車内の光2.png
図2 列車内で光を進行方向とは斜め後ろに飛ばす場合

本当はローレンツ短縮を考慮に入れなければなりませんが、それは \Delta t をますます小さくする方向なので 問題ありません。

以上2つの実験は、乗客Aの位置と光の投射方向が違うだけで、同じ列車を使っています。 それなのに、異なる結果が出るのはおかしい というのがこのサイトの主張です。



以下、鋭意作成中