「ConoHa VPS に NextCloudを入れてみた」の版間の差分

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(インストールの準備)
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#データベースを作成して、データべ^ス名を控えておく。
 
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#上記データベースにログインでき、そのデータベースの全権を与えられたユーザを用意し、そのID/PASSを控えておく。
 
#上記データベースにログインでき、そのデータベースの全権を与えられたユーザを用意し、そのID/PASSを控えておく。
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記事[[コマンドラインクライアント mysql の使い方]]が参考になるでしょう。MySQL Workbench で接続してグラフィカルに設定するなどしても
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もちろんOKです。
  
 
==インストール==
 
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2016年11月29日 (火) 03:54時点における版

メインページ>コンピュータの部屋>ConoHa VPS を使ってみた


ConoH VPS に NextCloud をインストールしてみました。

NextCloud というのは ownCloud の親戚のソフトで、dropBoxサーバとよく似たオンラインストレージを提供する サーバソフトです。

NextCloudの簡単な歴史

元々 ownCloud の開発者で ownCloud社の設立者 Karlitschek 氏が、投資家と折り合いがつかなくなったため社を飛び出し、 氏が新たな会社 NextCloud社から提供しているサーバソフトがこの NextCloud です。

NextCloudも DropBoxやownCloudと同様、オンラインストレージを提供するサーバソフトで php で書かれています。

インストールの準備

LAMP環境があることが大前提です。この喜寿では Conoha VPS でそこそこ新しいLAMP環境の構築で作成した LAMP環境を使いました。

また、オンラインストレージなので、十分なセキュリティへの配慮が必須。SSL化は必須と言ってよいでしょう。 SSL化には証明書が必要です。

ConoHa VPS に SSL証明書を取得してみた や ConoHa VPS の apache がhttpを httpsへリダイレクトするようにしてみた を参考に設定してみてください。

NextCloudは基底で sqlite を使うので、小規模な運用なら MySQL は必須ではありません。 もしMySQLを使うなら

  1. データベースを作成して、データべ^ス名を控えておく。
  2. 上記データベースにログインでき、そのデータベースの全権を与えられたユーザを用意し、そのID/PASSを控えておく。

記事コマンドラインクライアント mysql の使い方が参考になるでしょう。MySQL Workbench で接続してグラフィカルに設定するなどしても もちろんOKです。

インストール

https://nextcloud.com/install/#instructions-server から zip ファイルでダウンロードできます。

2016年11月29日の時点では nextcloud10.0.0.1.zip がダウンロードできますが、私は以下の手順でインストール できました。

1. nextcloud10.0.0.1.zip を teraterm で VPS に SCP で転送。

2. nextcloud10.0.0.1.zip を /var/www/htmlに移動

3. シェルに root でログインし、/var/www/html へ移動

cd /var/www/html

4. nextcloudを解凍

unzip nextcloud10.0.0.1.zip

5. 所有者を変更

chown apache:apache nextcloud