ConoHa VPS に SSL証明書を取得してみた

提供: tknotebook
2016年11月26日 (土) 07:38時点におけるNakamuri (トーク | 投稿記録)による版

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ConoHa の Apache で HTTPS を使えるようにするため、Let`s Encrypt から証明書を入手して してみました。

条件

Let`s Encrypt で取得できるのはドメイン認証です。ドメインの所有権を証明します。

Let`s Encrypt証明書を取得するには以下の2条件をクリアする必要があります。

  1. ドメインを所有していること
  2. ドメイン上で HTTP サーバが動いていて Let`s Encrypt からアクセスできること。
  3. ポート443が開いていること。iptables 等を使っている人は 443 を開けてください。

手順

認証用ソフト certbot をインストールして起動します。

Certbot用ディレクトリを作ります

場所はどこでもよいので

mkdir certbot
cd certbot
git clone https://github.com/certbot/certbot
Cloning into 'certbot'...
remote: Counting objects: 41606, done.
remote: Compressing objects: 100% (7/7), done.
remote: Total 41606 (delta 1), reused 0 (delta 0), pack-reused 41599
Receiving objects: 100% (41606/41606), 11.67 MiB | 2.85 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (29658/29658), done.


certbot の起動

cd certbot
./certbot-auto

これで OS を自動的に識別し、必要なパッケージのロードと certbot の起動などが全て自動で 行われます。

Bootstrapping dependencies for RedHat-based OSes...
yum is /usr/bin/yum
Loaded plugins: fastestmirror, security
 :
 :

certbotの操作

certbot は下図のように GUI もどきの CUI 画面を表示しますが、私は TeraTerm を使用しましたが 大丈夫なようです。

お使いの apache の設定によるとは思いますが、最初にサーバのホスト名を聞いてきます。 恐らく 私の httpd.conf に ServerName がないからでしょう。ここにサーバのURLではなくホストのFQDNを入れ、 OKを押します。

Let s Encrypt000.png

次の画面では e-mail アドレスを入力します。特に今回メールのやり取りはなかったのですが、 何かに使うのでしょう。

Let s Encrypt001.png

ここで、同意を求められますので、Agree を選びます。まだ PDF は読んでません(^^;

Let s Encrypt002.png