「IntelliJ IDEA で scala を初めて実行する時嵌りやすいこと」の版間の差分
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あるいは、[RUN]→[RUN...] で表示される表示されるポップアップメニュー | あるいは、[RUN]→[RUN...] で表示される表示されるポップアップメニュー | ||
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で、<メインクラス名>→[RUN] と選べば正常に実行できます。 | で、<メインクラス名>→[RUN] と選べば正常に実行できます。 | ||
− | 一度実行すると、サブメニューに <メインクラスの名前>$.main() が表示されることはなくなるようです。 | + | 一度実行すると、サブメニューに '''<メインクラスの名前>$.main()''' が表示されることはなくなるようです。 |
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+ | また、'''一度実行すると、ツールバーの [RUN}ボタンや[DEBUG]ボタンが使えるようになります'''。 |
2016年12月31日 (土) 08:07時点における最新版
メインページ>コンピュータの部屋#ソフトウェア>IntelliJ IDEA Tips
IntelliJ IDEA は最初から scala をサポートしているので、scalaを学ぶには便利なIDEです。
但し、プロジェクトの実行の際、ちょっと癖が有ります。これに嵌って IntelliJ IDEA の利用をあきらめてしまう方もおられるようなので、簡単に解説しておきます。
プロジェクトを最初に実行する際、メインクラスを右クリックし、[RUN]メニューを選ぶと下図のようになります。
サブメニューの中に、<メインクラスの名前>$.main() と <メインクラスの名前> と出てきますが、 なんとなくmain() を含んでいる方を選んでしまうのが人情でしょう。実行したいのは mainメソッドだからです。
ところがこれは
main method should be static
と表示されて異常終了してしまいます。
必ず、<メインクラスの名前>の方を選んでください。
あるいは、[RUN]→[RUN...] で表示される表示されるポップアップメニュー
で、<メインクラス名>→[RUN] と選べば正常に実行できます。
一度実行すると、サブメニューに <メインクラスの名前>$.main() が表示されることはなくなるようです。
また、一度実行すると、ツールバーの [RUN}ボタンや[DEBUG]ボタンが使えるようになります。