「Interceptorでアクションクラスを知るには」の版間の差分

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インターセプターで処理を書く際、インターセプターで処理後、'''どのアクションクラスでアクションを処理するか'''
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インターセプターで処理を書く際、インターセプターで処理後、'''どのアクションクラスでアクションが処理されるか'''
 
知る必要がある場合があります。
 
知る必要がある場合があります。
  
インターセプターの interceptメソッドの中で、
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例えば未ログインの場合、アクションを実行せず強制的にログイン画面へ飛ばす、ログインチェックインターセプターを書く場合、
'''ActionInvocation#getAction メソッド'''でアクションのクラスが取得できます。
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ログイン画面のログインアクションの処理では、ログインチェックは無意味で、インターセプタは未ログインでもアクションを呼び出す必要が有ります。
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その処理をコードにすると下記のような具合になります。
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インターセプターからアクションの処理クラスのインスタンスは
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ActionaInvocation#getAction で簡単に取得できます。
  
例えば未ログインの場合、アクションを実行せず強制的にログイン画面へ飛ばすインターセプターを書く場合、
 
ログイン画面のログインアクションでは、ログイン画面へ飛ばすのは無意味でログインアクション処理を行うべきです。
 
その処理をコードにするとこんな具合になります。
 
  
 
  @Override
 
  @Override

2017年1月15日 (日) 21:23時点における版

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インターセプターで処理を書く際、インターセプターで処理後、どのアクションクラスでアクションが処理されるか 知る必要がある場合があります。

例えば未ログインの場合、アクションを実行せず強制的にログイン画面へ飛ばす、ログインチェックインターセプターを書く場合、 ログイン画面のログインアクションの処理では、ログインチェックは無意味で、インターセプタは未ログインでもアクションを呼び出す必要が有ります。

その処理をコードにすると下記のような具合になります。 インターセプターからアクションの処理クラスのインスタンスは ActionaInvocation#getAction で簡単に取得できます。


@Override
public String intercept(ActionInvocation invocation) throws Exception {

    Map<String, Object> session = invocation.getInvocationContext().getSession();
    String loggedUser = (String) session.get("loggedUser");

    if (loggedUser == null) {
        // 未ログインの場合
        if (invocation.getAction().getClass().equals(Login.class)) {
            // ログイン画面のアクションなら次のインターセプター(アクション)へ
            return invocation.invoke();
        } else {
            // ログイン画面のアクションでなければ、アクションはスキップしてログイン画面へ
            return "login";
        }
        return "login";
    } else {
        // ログイン中ならアクションを呼び出す。
        return invocation.invoke();
    }
}