「MVNO のデメリット」の版間の差分

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(故障の対処は自分で行なう必要がある場合がある)
(安定性、信頼性が低い)
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==安定性、信頼性が低い==
 
==安定性、信頼性が低い==
MVNOによっては通信速度が不安定であったり、遅かったりするようです(特にお昼どき)。OCNやIIJ等の大手MVNOを選びましょう。
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MVNOは大手キャリアに比べデータ通信速度が遅いです。
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特に皆が一斉にスマホを覗く12時半頃は、非常に遅くなり
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0.5Mbpsを割ることも珍しいはなしではありません。
  
 
==GPSの測位に時間がかかる場合がある。==
 
==GPSの測位に時間がかかる場合がある。==

2015年7月16日 (木) 04:34時点における版

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私はMVNOを積極的に使って欲しいと考えていますが 「何故安いのか」ちゃんと中味を知ってから使った方が良いと考えています。

3大キャリアから MVNO に移った場合のデメリットをまとめてみました。

電話機の設定を自分で行なう必要があります

多くの MVNO ではSIMの挿入、APN の設定は利用者側で行う必要があります。 電話機とSIMのセット販売でも、多くのMVNOでは利用者側で設定を行います。 機械に不慣れな方には難しいかもしれません。電話機の中には工具が無いと設定が困難なものもあります(例: Galaxy Nexus)。

一部の業者(イーオンなど)では設定まで行ってくれます。有料でセットアップサービスを行っているところもあります。

故障の対処は自分で行なう必要がある場合がある

大部分のMVNOは店舗を持たないため、原則街中に故障の受付窓口はありません。保証はメーカ保証や販売店が付けてくれる保証を使うのが原則。MVNO側の保証はないか、別途有料のサービスになります。

MVNOで3大キャリアの端末を利用する場合は、保証は端末を売った3大キャリアで行います。

有料で端末保証を行っている業者では、月数百円程度で端末の保証を行ないます。セット販売した端末のみを対象に端末を交換してくれたり(交換費用5千円くらい)、安く修理を請け負ったり、実費で修理を仲介するなど、保証の内容は様々です。

いずれにしても実店舗を持たない業者の場合やメーカーに保証して貰う場合、電話やメールで状況を説明して対応して貰わなければならず、全て店頭でおまかせの三大キャリアに比べてめんどうくさいです。当面の不便をしのぐ代替機の提供もありません。

キャリアメールは使えなくなります

キャリアメールは使えなくなります。プロバイダメールやGMailを使えばよいのですが、キャリアメールの利用者の中には、キャリアメール以外のメール受信を拒否されている方がたくさんおり、そういう方とはメールで連絡がとれなくなります。

キャリア固有のソフトの更新はできなくなる場合があります

キャリアの端末を使用している場合キャリアが提供しているアプリのアップデートができなくなる場合があります。また、電話機本体のファームの更新ができなくなる場合もあります。

通話料金が高い

3大キャリアのような通話定額や通話割引、通話無料サービスは、日本通信を除いて現在ありません。データ通信より通話が主体の方は日本通信以外選択肢は無いようです。

日本通信の通話専用SIMはガラケー用ですが、月13百円で無料通話13百円など、通話が安いプランがいくつかあります。残念ながらかけほーだいプランは有りません。

相談窓口が無い

一部の業者を除いて、街中にショップがありません。端末の操作法などは自力で調べる必要があります。

高速通信の容量が小さい

高速通信の容量は 3GB/月が標準的です。自分の普段使う量を知り、適切なプランを選ぶことが大切です。自分の使用量を過大に見積もり、過大な契約プランを選択すると料金が高くなってしまいます。

安定性、信頼性が低い

MVNOは大手キャリアに比べデータ通信速度が遅いです。 特に皆が一斉にスマホを覗く12時半頃は、非常に遅くなり 0.5Mbpsを割ることも珍しいはなしではありません。

GPSの測位に時間がかかる場合がある。

大手キャリアの販売する端末にMVNOのSIMを指すと、GPSの最初の測位に数分かかるようになってしまう場合があります。

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キャリアの年齢認証サービスが使えなくなるため、ID検索が出来なくなります。