「MVNO のデメリット」の版間の差分

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(通話料金が高い)
(高速通信の容量が小さい)
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自分の普段使う量を知り、適切なプランを選ぶことが大切です。普段7GB~/月も使うヘビーユーザにはMVNOは向きません。
 
自分の普段使う量を知り、適切なプランを選ぶことが大切です。普段7GB~/月も使うヘビーユーザにはMVNOは向きません。
  
自分の使用量を過大に見積もり、過大な契約プランを選択すると料金が高くなってしまいます。自分の使用量にみあった、適切なプランを選ぶことが大切です。
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最近は、MVNOは使ったデータ通信容量に応じた料金を
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取る方式が増えています。月額基本量を0円や500円
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など低くおさえ、データ通信をあまり使わない人は
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料金が非常に安くなるプランが増えています。
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例 日本通信 基本料500円で1GBまで。以降 250円/GB
  
 
==遅くて安定性が低い==
 
==遅くて安定性が低い==

2016年4月5日 (火) 22:41時点における版

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私はMVNOを積極的に使って欲しいと考えていますが 「何故安いのか」ちゃんと中味を知ってから使った方が良いと考えています。

大手キャリアから MVNO に移った場合のデメリットをまとめてみました。

電話機の設定を自分で行なう必要があります

多くの MVNO ではSIMの挿入、APN の設定は利用者側で行う必要があります。 電話機とSIMのセット販売でも、多くのMVNOでは利用者側で設定を行います。 機械に不慣れな方には難しいかもしれません。電話機の中には工具が無いと設定が困難なものもあります(例: Galaxy Nexus)。

一部の業者(イーオンなど)では設定まで行ってくれます。有料でセットアップサービスを行っているところもあります(BICカメラなど)。

端末は高いです

もしあなたがiphone等の新品の高級端末が欲しいなら大手キャリアと契約すべきです。

大手キャリアの端末は本来10万円近くするものが多いのですが、ダンピング価格(原価を下まわる価格)で端末を販売しています。その値引き幅は、特にMNP転入時は非常に大きいです。

MVNOの場合、端末は量販店、中古ショップ又はMVNOで買いますが、端末は普通に電化製品としての価格で買います。

その代わり、MVNO向けの端末は、安くて性能のとても低いものから高価で性能の高いものまで様々なものが売られています。

1~2万円で充分実用的な端末も少なくありません。

故障の対処は自分で行なう必要がある場合があります

大部分のMVNOは店舗を持たないため、原則街中に故障の受付窓口はありません。保証はメーカ保証かMVNOが付けてくれる保証になります。

MVNOで大手キャリアの端末を利用する場合は、保証は端末を売ったキャリアで行います。

有料で端末保証を行っているMVNOでは、月数百円程度で端末の保証を行ないます。

セット販売した端末のみを対象に端末を交換してくれたり(交換費用5千円くらい)、安く修理を請け負ったり、実費で修理を仲介するなど、保証の内容は様々ですが、大手キャリアのように3年間無償で修理に応じてくれるMVNOは無さそうです。

いずれにしても実店舗を持たない業者の場合、電話やメールで状況を説明して対応して貰わなければならず、全て店頭でおまかせの三大キャリアに比べてめんどうくさいです。当面の不便をしのぐ代替機の提供もありません

キャリアメールは使えなくなります

キャリアメールは使えなくなります。プロバイダメールやGMailを使えばよいのですが、キャリアメールの利用者の中には、キャリアメール以外のメール受信を拒否されている方がたくさんおり、そういう方とはメールで連絡がとれなくなります。

キャリア固有のソフトの更新はできなくなる場合があります

キャリアの端末を使用している場合キャリアが提供しているアプリのアップデートができなくなる場合があります。また、電話機本体のファームの更新ができなくなる場合もあります。

通話料金が高い

MVNOは大手キャリアに比べ、音声通話の料金が高く、携帯電話で長電話したい人にはMVNOは向きません。

大手キャリアのような通話定額や通話割引、通話無料サービスは、MVNOにはあまりありません。 基本 40円/分 で、楽天電話などの通話半額サービスを組み合わせても 20円/分 です。

日本通信の通話専用SIMはガラケー用ですが、月13百円で無料通話13百円など、通話が安いプランがいくつかあります。


エックスモバイルでは、基本料の中に月30回 3分以内の無料通話が含まれるプランがあります。


楽天は 5分以内 の通話を只にする、850円/月の通話オプションがあります。

Freetelも840円/月で5分以内の通話を只にするオプションサービスを始めました。

現在、唯一Nifmoのみが完全なかけ放題通話オプションを 1300円/月で提供しています。但しこれは実はIP電話なので、品質はそれなりです。注意して下さい。

相談窓口が無い

一部の業者を除いて、街中にショップがありません。端末の操作法などは自力で調べる必要があります。

高速通信の容量が小さい

高速通信の容量は 3GB/月が標準的です。頻繁にデータ通信を使う人、家にwifi設備をもたない人、動画を良く見る人には少ないでしょう。

MVNOは普段あまり携帯キャりアのデータ通信を行なわない人、 大容量のデータ通信を主に家やwifiスポットで行ない、 移動中はあまりデータ通信をしない人に向いています。 そういう人のためにMVNOは安いプランを提供してくれるからです。

自分の普段使う量を知り、適切なプランを選ぶことが大切です。普段7GB~/月も使うヘビーユーザにはMVNOは向きません。

最近は、MVNOは使ったデータ通信容量に応じた料金を 取る方式が増えています。月額基本量を0円や500円 など低くおさえ、データ通信をあまり使わない人は 料金が非常に安くなるプランが増えています。

例 日本通信 基本料500円で1GBまで。以降 250円/GB

遅くて安定性が低い

MVNOは大手キャリアに比べデータ通信速度がかなり遅いです。 大手は常時20~30Mbpsで使えますが、MVN0はその数分の一程度。 特に皆が一斉にスマホを覗く12時半頃は、非常に遅くなり 大手のMVNOでも 0.5Mbpsを割ることも珍しくありません。MVNOは使用する時間帯により速度がかなり激しく変化します。

LINE等のテキストベースの通信を行なうアプリや、webを覗くだけなら、1~2Mbps 以上の速度が出ていれば それ以上速くても違いはわかりません。

しかし、重めの動画鑑賞、画像を中心にした重たいweb画面、写真や動画などのファイルのアップロード/ダウンロード、アプリの更新などでは不便です。

ブロードバンド+wifiとの併用をお薦めします。

GPSの測位に時間がかかる場合がある。

大手キャリアの販売する端末にMVNOのSIMを差すと、GPSの最初の測位に数分かかるようになってしまう場合があります。

これは、大手キャリアが販売する端末の中には、 GPSの起動を数秒にするためのAGPS情報を 大手キャリアの回線から取得するようになっている端末があるからです。

■Sony製の端末に多いようです。

幸いなことに、この様な端末は少数です。 大手キャリア以外が販売する、所謂「シムロックフリー亅 端末は、GoogleのAGPSを利用するので問題有りません。 また、iphoneはキャリア販売のものも大丈夫です。

line

大手キャリアの年齢認証サービスが使えなくなるため、ID検索が出来なくなります。

LINEで「大人向け」の出会いをご希望の方には、MVNOは向きません(^-^;