MVNO のデメリット

提供: tknotebook
2015年5月7日 (木) 11:43時点におけるNakamuri (トーク | 投稿記録)による版

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私はMVNOを積極的に使って欲しいと考えていますが 「何故安いのか」ちゃんと中味を知ってから使った方が良いと考えています。

3大キャリアから MVNO に移った場合のデメリットをまとめてみました。

電話機の設定を自分で行なう必要がある。
多くの MVNO ではSIMの挿入、APN の設定は利用者側で行う必要があります。
電話機とSIMのセット販売でも、多くのMVNOでは利用者側で設定を行います。
機械に不慣れな方には難しいかもしれません。電話機の中には工具が無いと設定が困難なものもあります(例: Galaxy Nexus)。
一部の業者では設定まで行ってくれることがあるようです。有料でセットアップサービスを行っているところもあります。
故障の対処は自分で行なう必要がある。
街中に故障の受付窓口はありません。保証はメーカ保証や販売店が付けてくれる保証で、MVNO側の保証はありません。MVNOで3大キャリアの端末を利用する場合は、保証は端末を売った3大キャリアで行います。いずれにしても修理の手配はご自分でキャリアやメーカに連絡する必要があります。
キャリアメールは使えなくなります。
キャリアメールは使えなくなります。プロバイダメールやGMailを使えばよいのですが、キャリアメールでは、キャリアメール以外のメール受信を拒否されている方がたくさんおり、そういう方とはメールで連絡がとれなくなります。
キャリア固有のソフトの更新はできなくなる場合があります。
キャリアが提供しているアプリのアップデートができなくなる場合があります。また、電話機本体のファームの更新ができなくなる場合もあります。
通話料金が高い。
3大キャリアのような通話定額や通話割引、通話無料サービスは、現在ありません。データ通信より通話か主体の方にはMVNOを使うメリットはありません。
相談窓口が無い。
一部の業者を除いて、街中にショップがありません。端末の操作法などは自力で調べる必要があります。
高速通信の容量が小さい
高速通信の容量は 3GB/月が標準的です。自分の普段使う量を知り、適切なプランを選ぶことが大切です。自分の使用量を過大に見積もり、過大な契約プランを選択すると料金が高くなってしまいます。
安定性、信頼性
MVNOによっては通信速度が不安定であったり、遅かったりするようです(特にお昼どき)。OCNやIIJ等の大手MVNOを選びましょう。
GPS
キャリアの販売する端末にMVNOのSIMを指すと、GPSの最初の測位に数分かかるようになってしまう場合があります。