「Pythonの環境とは何か?」の版間の差分
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'''「環境」''' のScriptフォルダを環境変数の PATH に加えれば、'''「環境」''' は立派に python として動作します。 | '''「環境」''' のScriptフォルダを環境変数の PATH に加えれば、'''「環境」''' は立派に python として動作します。 | ||
2018年1月3日 (水) 02:54時点における版
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Python を使うには「環境」の知識が必須で、様々な解説があるのですが、作り方や運用の話ばかりで
「環境」とは何か? という解説がなかなかみあたりません。なので簡単に解説します。
環境とは何?
最新の python 3 だと、あるフォルダの下にフォルダを掘って環境をつくるには
python3 -m venv my_env
とします。カレントフォルダの下に my_env という「環境」ができます。
「環境」とは python の実行に必要なもの一式がインストールされたものと考えて問題ありません。 「環境」 のScriptフォルダを環境変数の PATH に加えれば、「環境」 は立派に python として動作します。
但し、ここには python.exe 等の主要な実行ファイルや DLLなどはインストールされますが、標準のモジュールなどはコピーされません。
環境はどうやって選択されるのか
pythonがどの「環境」を使うかは単純に、どの python.exe で python を起動したかで決まります。
my_env の Scripts フォルダの python.exe を起動すると、python.exe は my_env 配下のライブラリと、python が最初に インストールされたフォルダの基本ライブラリを合わせて利用します。
従って、「環境」を 「環境」の Scripts\activate.bat でアクティブ化する必要は必ずしもありません。 「環境」のmy_env の Scripts フォルダの python.exe をフルパスを指定するなどして直接起動してもよいのです。 実際 activate.bat が行っていることも PATH環境変数の書き換えにすぎません。
python で作成したアプリを起動する際、python.exe をフルパスで起動するバッチでアプリを起動すれば、任意の指定した「環境」 で アプリを起動することができます。