プロットの結果をテキストファイルに出力する

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GNUPLOT はデータをグラフ化するだけではなく、プロットするデータをテキストとしてファイルに書き出すことができます。

やり方は簡単で、

set table 'test.txt'
plot sin(x), cos(x)
unset table

これでカレントディレクトリに test.txt という名のファイルが作られ、座標がテキストとして書き込まれます。

出力例

# Curve 0 of 2, 100 points
# Curve title: "sin(x)"
# x y type
-10  0.544021  i
-9.79798  0.364599  i
-9.59596  0.170347  i
-9.39394 -0.0308337  i
-9.19192 -0.23076  i
-8.9899 -0.421301  i
-8.78788 -0.594705  i
-8.58586 -0.743921  i
-8.38384 -0.862879  i
-8.18182 -0.946741  i
-7.9798 -0.992096  i
-7.77778 -0.997098  i

(中略)

 9.59596 -0.170347  i
 9.79798 -0.364599  i
 10 -0.544021  i


# Curve 1 of 2, 100 points
# Curve title: "cos(x)"
# x y type
-10 -0.839072  i
-9.79798 -0.931165  i
-9.59596 -0.985384  i
-9.39394 -0.999525  i
-9.19192 -0.973011  i
-8.9899 -0.906921  i
-8.78788 -0.803944  i

(中略)

 9.19192 -0.973011  i
 9.39394 -0.999525  i
 9.59596 -0.985384  i
 9.79798 -0.931165  i
 10 -0.839072  i

最後のアルファベットは i: 範囲内、o: 範囲外、u: 未定義 を意味します。 範囲とは軸のレンジのことです。例えば yrange が [-0.5:0.5] なら sin(x)の -0.5~0.5 ではない部分は 範囲外となります。